国営讃岐まんのう公園 早咲きのスイセンが見頃

まんのう町の国営讃岐まんのう公園で、早咲きのスイセンが見頃を迎えています。

まんのう公園にはおよそ2000平方メートルの敷地に、40品種、合わせて10万本ほどのスイセンが植えられています。

このうち、早咲きの「テタテート」という品種が先週から見頃を迎えています。

「テタテート」は草丈がおよそ20センチ、花が5センチほどとほかの品種より小ぶりですが、およそ3万本の黄色い花がじゅうたんのように広がっています。

訪れた人たちは、遊歩道脇に咲くスイセンを眺めたり写真を撮ったりして楽しんでいました。

まんのう公園によりますと、ことしは花が咲く時期に冷え込んだり雨の日が多かったりした影響で、見頃は例年よりやや遅れているということです。

友人と4人で訪れた兵庫県の60代の女性は、「スイセンがきれいだと聞いて来ました。思ったよりたくさん咲いていてよかったです」と話していました。

まんのう公園の広報担当の関原瑞穂さんは、「スイセンは花の色や大きさ、形などが個性的で違いを楽しむこともできます。日ざしもあたたかく過ごしやすい気候なのでお散歩がてら春の花を見に来てください」と話していました。

「テタテート」の見頃は来週末ごろまでで、ほかの品種も順次開花するため、スイセン全体としては4月上旬ごろまで楽しめるということです。