坂出市 駅周辺の再整備事業にPFI導入 事業者を募集

坂出市はJR坂出駅周辺の再整備事業などについて、建設や運営を民間に委ねるPFIを導入することにし、事業者を募集しています。

坂出市はJR坂出駅前と坂出緩衝緑地の2つのエリアを核に中心市街地の再生を図るため、駅周辺の再整備などを行うことにしています。

これについて、民間の資金やノウハウを活用し建設や運営などを委ねるPFIを導入することにし、事業者を募集しています。

JR坂出駅前エリアでは、延べ床面積5500平方メートル以上の駅前拠点施設を建設するほか、駐車場や広場などを整備します。

このうち駅前拠点施設は、図書館や市民活動、子育て支援などの機能を備えることにしています。

また、坂出緩衝緑地エリアは、あわせて3万4000平方メートル余りの緑地や公園で市民の活動拠点施設や芝生広場などを整備する方針です。

事業期間は、契約した日から2045年3月までで、坂出駅前の拠点施設は2028年の秋までに供用を開始するとしています。

全体の事業費の上限は127億1570万円とし、ことし8月に事業者を決定し、12月に契約を結ぶ予定です。

坂出市では「中心市街地の再生によってまちの魅力を高めて、働くまちだけでなく住んでもらえるまちにしていきたい」と話しています。