公立幼稚園で卒園式 歌を披露し元気に巣立ち

県内の多くの公立幼稚園で14日、卒園式が行われ、高松市の幼稚園では子どもたちが歌を披露して元気に巣立ちました。

高松市香川町の大野幼稚園で行われた卒園式では年長クラスの8人が保護者らに拍手で迎えられながら入場しました。

園児たちは、橘静香園長から1人ずつ修了証書を受け取ると、花道で待つ保護者に「いつもありがとう」などど感謝のことばを伝えて証書を手渡しました。

橘園長は「心も体も本当に大きくなりました。小学校でも変わらず優しく元気な皆さんでいてください。そうすれば、もっとたくさんのお友達ができてお勉強も楽しくなるはずです。皆さんの新しい生活を楽しみにしています」とお祝いのことばを送りました。

園児たちは遠足や運動会の思い出を歌と一緒にステージで発表して元気に巣立ちました。

卒園する男の子は「年少さんや年中さんと遊んだことが思い出です。小学校では野球がやりたいです」と話していました。

40代の父親は「3年間立派に成長したと感じました。元気に明るく小学校でも友だちをたくさんつくってほしい」と話していました。

県教育委員会によりますと、14日は県内にある71の公立幼稚園のうち42の幼稚園で卒園式が行われたということです。