高校生が銀行員から社会保障や投資を学ぶ授業 三木町

高校生に金融の知識を深めてもらおうと、三木町の高校で、銀行員が社会保障や投資について説明する授業が開かれました。

三木高校で行われた授業には2年生34人が出席し、百十四銀行の行員の女性が講師を務めました。

授業のテーマは、「少子高齢社会のリスクに備える」です。

講師からは、まず、事故やケガなどへの備えとして、預金や保険といった「自助」のほか、社会保障として、健康保険や年金などの「共助」、それに生活保護などの「公助」といった手段があることが説明されました。

そのうえで
▽住宅購入や子どもの教育費など将来に必要な支出に備える手段として、預金や投資を考えることが大切なことや、
▽銀行の預金金利が低いため、NISA制度を活用して投資する人が増えていることなどが紹介されました。

参加した17歳の女子生徒は「お金は使うことばっかり考えていたけど、増やすという手段があることを知ることができてよかったです」と話していました。