高松市で地元食材使った新たなスイーツお披露目 中学生が考案

高松市南部にある塩江地区の活性化につなげようと、地元の食材をふんだんに使った新たなスイーツが完成し、3日、関係者に披露されました。

披露されたのは「塩江TEAらみす」で、スポンジ生地に塩江地区特産のお茶がしみこませてあるほか、地元の牧場の牛乳で作ったチーズや生クリームもふんだんに使われています。

3日は、地元のホテルで、開発に携わった人などおよそ30人が参加してお披露目会が開かれ、完成したスイーツを試食しました。

このスイーツは、地域の活性化につなげようと塩江中学校の生徒たちが考案したメニューをもとに、地元の生産者やホテルなどが連携して開発を進めてきました。

試食した人たちは「おいしい」などと言いながら、じっくりと味わっていました。

塩江中学校の卒業生のひとりは「小さい子でも親しめるようなスイーツだと思うので、海外などからも塩江にいろんな人が遊びに来て、もっとにぎやかになってくれたらと思います」と話していました。

このスイーツは、今月から半年間、地元のホテルで夕食のコースのデザートとして提供されるほか、その後は、塩江地区の道の駅などでも販売を予定しているということです。