フランス発祥の総合芸術「現代サーカス」の展示会 高松

曲芸と音楽やダンス、それに演劇などさまざまな芸術を組み合わせたフランス発祥の総合芸術、「現代サーカス」の展示会が10日から高松市で開かれています。

高松市の「石の民俗資料館」では、香川県を拠点に国内外で「現代サーカス」の公演をしている団体、「瀬戸内サーカスファクトリー」の展示会が10日から始まり、パネルや写真などおよそ40点が展示されています。

会場では、公演で使われた色とりどりの衣装を公演の写真とともに見ることができるほか、これまで開催してきた公演のポスターも展示され、現代サーカスの魅力を楽しむことができます。

また、「瀬戸内サーカスファクトリー」の田中未知子代表理事のトークイベントも開かれ、団体の設立から10日で10周年を迎えたことや、サーカスの着想には香川県の伝統的な祭りや神事が取り入れられていることなどを紹介していました。

田中代表理事はトークイベントの後、「現代サーカスは、社会のさまざまなところに入り、いろんな形になるという多様性をみていただきたい。ますます現代サーカスを魅力的にして、好きになる人を増やしていきたい」と話していました。

この展示会は来月17日まで高松市の「石の民俗資料館」で開かれています。