台湾桃園市職員が県庁訪問「香川県のアピールをしていきたい」

香川県と交流協定を結んでいる台湾桃園市の政府職員が県庁を訪問し、「桃園市が先頭に立って台湾で香川県のアピールをしていきたい」と述べました。

県庁を訪れたのは、台湾桃園市の政府体育局の職員など10人です。

出迎えた池田知事は「香川県と台北とを結ぶ航空便が今月から毎日運航しています。このアドバンテージを生かして台湾との交流を広げていきたい」と述べました。

これに対して桃園市政府体育局の許※ゲン輝局長は「実際に来てみないと香川のおいしいものやすばらしい景色はわかりません。台湾で香川県の良さをアピールしていきたい」と応えていました。

香川県と桃園市は2016年に交流協定を結び、去年、桃園市で行われたマラソン大会に香川県から11人が参加したことを受けて、許局長をはじめ桃園市政府体育局の職員らが4日丸亀市で行われた丸亀国際ハーフマラソンに参加しました。

マラソン以外にも香川県は桃園市と高校生のソフトボールの試合やオーケストラの演奏など、スポーツや文化で幅広い交流を続けています。

県庁を訪問後、許局長は「スポーツ以外にも教育や観光の分野で一緒にできることは協力していきたい」と話していました。

※ゲンは「彦」の「立」が「文」