うどんで香川県産の食材巻いたオリジナル恵方巻き作り さぬき

3日の節分を前に、ごはんの代わりに「うどん」で県産の食材を巻いたオリジナルの恵方巻き作りがさぬき市で行われています。

さぬき市にある高松自動車道の津田の松原サービスエリアでは、節分の3日、うどんを使ったオリジナルの恵方巻きを販売することにしていて、それに向けた準備が行われました。

この恵方巻きは「さぬきまるごとうどん恵方巻」と名付けられていて、香川県産の小麦「さぬきの夢」で作られたうどんをごはんの代わりに使っています。

そして、いずれも県産の金時にんじんや、健康野菜として知られるヤーコン、それにオリーブ牛など、色とりどりの具材を巻いています。

さらに、のりも県産のものが使われているほか、調味料にも伊吹島のいりこのだしや小豆島のしょうゆ、それに隠し味の和三盆などが使われ「オールかがわ」にこだわっています。

作る際には、隙間ができないよううどんを1本1本丁寧にのりの上に並べたあと、具材をのせ、形を整えながら巻いていきます。

うどんはごはんよりもバラバラになりやすいため巻くのが難しく、ぎゅっと力を入れて巻く必要があるということです。

また、使っているうどんにものびにくくなるように製造段階で工夫が加えられていて、具体的には、塩水と小麦粉をかき混ぜる際に真空ミキサーを使っているということです。

恵方巻き作りにあたった中川新治さんは、「うどん好きの方にはぜひ食べてもらいたいです。県産の食材を使っていて、安心で安全かつ健康を考えて工夫しながら作りました。うどん県にはこんな恵方巻があるんだなと思ってもらえたら」と話していました。

この「さぬきまるごとうどん恵方巻」は、3日、津田の松原サービスエリアの上り線で販売される予定です。