能登半島地震の被災者支援へ 観音寺の小学生が義援金を贈呈

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、観音寺市の小学生が集めた義援金が市に贈呈されました。

観音寺市の大野原小学校では能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、児童会が中心となって先月15日から20日までの間、校内で募金を呼びかけたほか、手作りの募金箱の横に大谷翔平選手から寄贈されたグローブを展示して、募金活動を行ってきました。

1日、小学校で義援金の贈呈式が行われ、6年生の小山草太さんが「一刻も早く復興できるように心から祈っています」とあいさつしました。

そして、集まった義援金、14万9248円を佐伯明浩市長に手渡しました。

佐伯市長は「みなさんが集めたあたたかい義援金をしっかりと届けたい」とお礼の言葉を述べました。

児童会が集めた義援金は日本赤十字社を通じて被災地に届けられるということです。

小山さんは「僕たちは小学生なので手伝えることも少なく、何ができるか考えて募金をしました。地震で苦しんでいる人たちを少しでも助けられればいいと思います」と話していました。