高松市 下水処理場に太陽光発電設備を設置 電力供給へ

二酸化炭素の排出量ゼロをめざす高松市は、下水処理場に太陽光発電設備を設置し、来月1日から処理場に電力を供給することになりました。
これによって、排出される二酸化炭素は1年目でおよそ3割削減できるということです。

太陽光発電設備が設置されたのは、高松市香東川浄化センターの敷地内の利用していない土地、およそ7700平方メートルで、大西市長らが出席して完成を記念する式典が行われました。

今回は「オンサイトPPA」という方式がとられ高松市が委託した発電事業者が設置や維持管理を行い、この方式を導入した自治体は、県内では高松市が初めてです。

設置と維持管理を行うのは、四国電力と住友商事の合同会社、「Sun Trinity A」で、今後20年間、電力を供給したあと発電設備は撤去されます。

来月1日から下水処理場に電力を供給し、使用した量の電気代を市が支払う仕組みです。

高松市は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする目標を掲げていて、この下水処理施設での排出量は、1年目におよそ28%削減できるということです。

また、災害時の非常用電源としても活用するということです。

大西市長は「経済の効率化と地球環境対策の2つの大きな意義を持った事業であり、利用していない市の土地はまだあるので、今後さらに活用して公共施設に供給していきたい」と話していました。