「四国家サポーターズクラブ」の報告会 高松

四国の活性化に取り組む企業や団体が集まり、今年度実施してきた地元での催しや活動などの報告会が高松市で開かれました。

この報告会は、四国の活性化に取り組む企業や団体で作る「四国家サポーターズクラブ」が開催したもので、29日は会員企業の代表らおよそ100人が出席しました。

この中で、共同代表を務める四国電力の佐伯勇人会長があいさつし、「県や地域で活性化に向けたアイデアを持っていても、体制作りや資金面から諦めている人がいるかもしれない。こうした集まりで知恵を出し合い、実現へ向けてチャレンジできるようにしていきたい」と述べました。

このあと、会員の企業が四国の活性化に向けて今年度実施した活動や予定している催しを発表しました。

このうち、NPO法人が主催し、四国遍路の世界遺産登録を目指し、例年2月に遍路道を歩いて点検する催しでは、参加企業を代表して日本郵便四国支社の担当者が去年目標としていた参加者5000人を達成したことを報告しました。

今後1万人の参加を目標としていて、催しを通して、四国遍路の認知度の向上や保存の取り組みを強化していきたいとしています。