「はだか祭り」のデモンストレーション 善通寺市で来月実施へ

来月、善通寺市で、23年前まで行われていた「はだか祭り」のデモンストレーションが行われることになりました。

これは、善通寺市などが25日、発表したもので、締め込み姿の男性3人も出席しました。

発表によりますと、来月の総本山善通寺の「大会陽」で「はだか祭り」のデモンストレーションが行われます。

「はだか祭り」は、宝木と呼ばれる木が締め込み姿の男たちの中に投げ入れられ、1年の福を求めて奪い合うもので、善通寺市では23年前まで行われていましたが参加者による暴力が問題となり、中止となっていました。

今回は、デモンストレーションで伝統を伝えるということです。

はだか祭りの復活を公約に掲げていた辻村修市長は、「寒さにも負けない勇壮さが魅力です。いきなり元のように復活すると危険な行為が出るかもしれないので、デモンストレーションでやってみて伝統を引き継いでいきたい」と話しています。

総本山善通寺の「大会陽」は来月24日から2日間行われ、はだか祭りのデモンストレーションは25日に、ことし限りで行われます。