「うどんぱっちん」讃岐おもちゃ美術館とメーカーが共同開発

高松市の讃岐おもちゃ美術館で香川の名物、讃岐うどんをモチーフにした新しいおもちゃが披露されました。

披露されたのは、讃岐おもちゃ美術館と三豊市に工場を持つ高知県のおもちゃメーカーが共同で開発した子ども向けのおもちゃ、「うどんぱっちん」です。

このメーカーがすでに製造・販売している「ねこぱっちん」というおもちゃが、去年、全国で最もすぐれたおもちゃに贈られるグッド・トイ大賞を受賞していて、今回、新たに香川県産の木で讃岐うどんをモチーフにして作られました。

うどん屋の形をした箱に取り付けられたハンドルを回すとベルトに付いたどんぶり型などのボタンが外れて勢いよく飛んでいきます。

メーカーの代表は、およそ30年前に赤ちゃんのロンパースのボタンを外すしぐさから着想を得たことなどを説明していました。

披露されたおもちゃで2歳の子どもと遊んでいた母親は「子どもがうどん好きなので、かわいいと思いました。ボタンが飛んだ時に驚いた顔をしていて、楽しんでいました」と話していました。

また、別の子どもの母親は「ボタンを付けるのに指先の器用さも鍛えられていいと思います。煙突のデザインがおもしろいです」と話していました。

おもちゃ美術館によりますと、新しいおもちゃは、ことし春ごろからの販売を検討しているということです。