宇多津町のホテルで13人が食中毒 3日間の営業停止処分

今月6日、宇多津町のホテルで食事をした13人がおう吐などの症状を訴え、保健所は、ホテルが提供した食事が原因の食中毒と断定して提供した事業者を15日から3日間の営業停止処分にしました。

15日から3日間の営業停止処分を受けたのは、宇多津町にある「ホテルアネシス瀬戸大橋」です。

県によりますと今月6日夜、このホテルで刺身や鍋料理などの食事をした男女13人が、おう吐や下痢などの症状を相次いで訴えました。

当日は、28人の団体で食事をしたということで、検査を受けたすべての人からノロウイルスが検出され、食事も共通していることなどから保健所は、ホテルが提供した食事が原因の食中毒だと断定しました。

症状が出た13人はいずれも快方に向かっているということです。

このホテルでは平成30年12月にも、今回とは別の厨房で調理した食事によるノロウイルスの食中毒が起きているということです。

県は、こまめな手洗いを徹底や食品を十分に加熱することなど、感染予防の徹底を呼びかけています。