香川県内 新型コロナの患者数5週連続で増加 感染予防徹底を

香川県の新型コロナの患者数は「定点把握」を行う1医療機関あたりの平均が5.51人と、5週連続の増加となりました。

また、インフルエンザの患者の数も流行警報のレベルに達していて、県は年末年始を前に感染予防の徹底を呼びかけています。

県によりますと「定点把握」を行う県内の医療機関で、12月11日から17日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、1医療機関あたりの平均で5.51人でした。

前の週と比べて1.74人増加し5週連続の増加となりました。

患者の人数を年代別にみると
▽最も多いのが10歳未満で40人
▽次いで10代が35人
▽30代が34人などとなっています。

1医療機関あたりの平均を保健所ごとにみると
▽西讃が8.29人
▽中讃が5.33人
▽高松市が5.07人
▽東讃が5.00人
▽小豆が2.50人でした。

一方、前回流行警報が出されたインフルエンザも、1医療機関あたりの平均の患者数が31.23人と、前の週より0.68人減ったものの警報レベルの高い水準が続いています。

県の担当者は「年末年始は移動が増えて人と会う機会が多くなる一方、受診できる医療機関も限られる。医療のひっ迫を防ぐためにも手洗いやうがいなどの自主的な感染対策をより徹底してほしい」と呼びかけています。