こども園の給食に異物混入 健康被害確認されず さぬき市

さぬき市のこども園で19日、提供された給食に、シール状の異物が混入しているのが見つかりました。

さぬき市によりますと、異物は調理に使われたショウガが入ったチューブの中ぶたで、給食を食べた園児に健康被害は確認されていないということです。

発表によりますと、19日昼前、「さぬき市立津田こども園」の4歳児のクラスで、給食として提供されたマーボー豆腐に異物が混入しているのを園児が見つけました。

異物は、▼直径およそ1.2センチ、▼横幅が2センチほどで、詳しく調べたところ、マーボー豆腐を調理する際に使われたショウガのチューブのうち、使い切らなかったものの中ぶたのシールと確認されたということです。

給食を食べた園児は気づいて口からすぐに取り出し、健康被害は確認されていないということです。

給食はこのこども園で調理されたもので、園内のおよそ100人に提供されましたが、ほかに異常の報告はありませんでした。

こども園では今後、チューブとキャップ、それに中ぶたのシールを1対にして袋に入れるなどといった再発防止策をとることにしていてさぬき市は市内に4つある公立の保育所にも注意を呼びかけることにしています。