元日本代表選手ら講師に招きラグビー教室 高松市

ラグビーの普及や技術の向上を図ろうと、元日本代表の選手らを講師に招いたラグビー教室が高松市で開かれました。

さぬき空港公園で開かれた教室には、小学3年生から大学生までのおよそ60人が参加し、講師には、8年前のワールドカップの南アフリカ戦で決勝トライをあげた元日本代表のカーン・ヘスケス選手ら、福岡県のスポーツ教室のコーチ陣が招かれました。

参加者たちは、素早く足を動かすトレーニングをしたあと、3つのグループに分かれて練習に取り組みました。

ヘスケス選手らの指導に熱心に耳を傾けながら、パスを出したり、相手をかわしたりして基本的な練習を繰り返しました。

参加した高校生は「1つ1つていねいに教えてくれるので、今まで意識できなかったことをしっかり意識してプレーすることができました」と話していました。

ヘスケス選手は「参加者たちは思ったより技術があり、練習もしやすかった。ひとつのことだけで劇的に技術は向上しないので、コツコツと練習を続けるしかない」と話していました。

ラグビー教室を開催した県ラグビーフットボール協会の和田祥司理事長は「将来的には高校生が全国大会で1回戦、2回戦を勝つようなチームになってほしいが、それよりも1人でもラグビーに関わる人を増やしていきたい」と話していました。