四国の企業が作った製品など展示するイベント 東かがわ市など

四国の企業が作った製品などを展示し、地域のものづくりを知ってもらおうというイベントが東かがわ市などで開かれています。

この催しは東かがわ市、さぬき市、それに三木町を会場に地域のものづくりに触れてもらおうと、地元の企業などで作る実行委員会が開いているもので、会場のひとつ、東かがわ市の「ベッセルおおち」では、関連のイベントとして四国の企業36社の製品が紹介されています。

このうち、全国一の手袋の産地、東かがわ市の工房からは、香川県の伝統的工芸品、保多織の生地を小さく裁断して繋ぎ合わせたデザイン性のある革手袋が出展されています。

また、徳島市の工房は、ヒノキなどを藍で染めて作った皿やおちょこなどを展示していて藍色のグラデーションが独特の風合いを出しています。

観音寺市から夫婦で訪れた50代の女性は、「とても良いものが集まっていて、暮らしに取り入れられたらいいなと思いました」と話していました。

四国経済産業局新事業推進課の菅原卓也参事官は、「四国で生まれたたくさんのものづくりがあることを、展示を通して知ってもらえれば」と話していました。

このイベントは、25日まで開かれていて、展示されている製品を作っている一部の工房では見学もできるということです。