道路脇のヨウシュヤマゴボウの実を食べ食中毒発生 丸亀

11月に、丸亀市で道路脇に生えていたヨウシュヤマゴボウの実を食べたことによる食中毒が発生し、県は食用と判断できないものは採ったり食べたりしないよう注意を呼びかけています。

県によりますと、今月15日、丸亀市の60代の女性が自宅近くの道路脇に生えていたヨウシュヤマゴボウの実を採って自宅で食べたところ、嘔吐や下痢などの症状を訴えて医療機関に入院し、21日、保健所から食中毒と断定されました。

女性は快方に向かっているということです。

ヨウシュヤマゴボウは市街地などに雑草として生えていますが、果実と根に有毒成分を含み、食べると腹痛や嘔吐、下痢を起こし、重症化すると死亡することがあるということです。

県は「食用と判断できないものは採ったり食べたりしないでほしい」と注意を呼びかけています。