三木町の飲食店で食中毒か 保健所が3日間の営業停止処分

今月、三木町の飲食店で食事をした客3人が、腹痛や下痢などの症状を訴え、東讃保健所はこの店の料理が原因の食中毒と断定し、この店を、20日から3日間の営業停止の処分にしました。

県によりますと、今月8日、三木町下高岡の飲食店、「麺屋はち」で、鶏レバ刺やささみユッケなどを食べた男性3人に腹痛や下痢、発熱などの症状があり、3人は、今月13日に医療機関を受診しました。

連絡を受けた県の東讃保健所が調べたところ、患者から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたことや加熱していなかったり加熱が不十分だったりする食肉の提供がこの店だけに限られていたことなどからこの店の食事が原因の食中毒と断定し、この店を20日から3日間の営業停止の処分にしました。

県内での食中毒は、ことし、9件目となり、すでに去年の5件を上回っていて、県は、食材を十分に加熱することや調理器具の消毒、手洗いなどを徹底するよう呼びかけています。