交通遺児の進学支援へ 運送会社でつくる協会が寄付金贈呈

交通事故で親などを亡くした子どもたちの進学に役立ててもらおうと、県内の運送会社でつくる協会が寄付金を贈呈しました。

15日、県庁で行われた贈呈式では、香川県トラック協会の松本英高副会長から、香川県や警察などでつくる「香川県交通安全県民会議」の田中一裕副会長に寄付金22万円を記した目録が手渡されました。

寄付金は、トラック協会が主催したチャリティイベントで集められた収益金の一部です。

県によりますと、交通事故で親などを亡くした子どもたちが中学校や高校に進学する際の入学一時金などとして活用されるということで、例年、申請のあった30人程度に支給しているということです。

寄付金を贈呈した香川県トラック協会の松本副会長は、「少額ですが、交通遺児の方々にとって少しでも役立てばと思っています。死亡事故ゼロを目指して、協会を挙げて取り組んでいきたいです」と話していました。