坂本龍馬の誕生日を前に桂浜で「龍馬まつり」

今月15日の幕末の志士、坂本龍馬の誕生日を前に、高知市の観光名所、桂浜で「龍馬まつり」が開かれました。

坂本龍馬は、今から188年前の幕末の天保6年11月15日に生まれ、32年後の同じ日に暗殺されたと言われています。

地元の観光協会は、龍馬の偉業をたたえようと、毎年、誕生日の前後に高知市の桂浜で「龍馬まつり」を開いていて、50回目のことしも県内外から多くの観光客が訪れました。

このうち、浜辺の会場では、龍馬も子どもの頃から剣術を習っていたことから子どもたちによる剣道大会が行われ、白熱した試合を繰り広げていました。

また、メインステージでは、龍馬にちなんだクイズ大会も行われ、龍馬の本名や暗殺される直前に食べようとした料理などの問題が出され、参加した人たちは楽しみながら挑戦していました。

大阪から来た観光客は「まつりで盛り上がっていたので、ふだんと違う雰囲気で龍馬像も見ることができて特別な気持ちになりました。新しいことに挑戦する龍馬の姿勢を尊敬しています」と話していました。