“シェアリングエコノミーの普及を” イベントで意見交わす

モノやサービスを共有する経済活動「シェアリングエコノミー」の普及を四国で進めていこうと、シェアサービスに取り組む会社などが参加するイベントが琴平町で始まり、新しい働き方などについて意見を交わしました。

このイベントは、27日から2日間にわたって開かれます。

初日の27日は琴平町公会堂で、さまざまなシェアサービスを手がける会社の代表らによるパネルディスカッションが行われ
▽複業人材のマッチングや
▽定額乗り放題の相乗り交通サービス、
それに
▽定額で各地の拠点が住み放題になるサービスなど、
それぞれの会社の取り組みなどが紹介されました。

そして「公助から共助へ」と「地方が主役、個人が主役」の2つをテーマに意見交換が行われました。

参加者からは「どこでも好きなところに住んで仕事ができるようになると、地方にこそチャンスがある」といった意見が出され、シェアリングエコノミーから広がる新しい働き方などについて考えていました。

今回のイベントの発起人でバス会社社長の楠木泰二朗さんは「シェアリングエコノミーで働き方や移動が自由になり、複数の拠点で暮らすといった生き方も増えると、地方創生や地域活性化にもつながっていくと思う。地方をチャレンジの場として使う流れができればいい」と話していました。

このイベントは28日まで開かれています。