コロナワクチン接種後死亡 丸亀市の男性 一時金など給付認定

新型コロナウイルスのワクチンを接種した後に死亡した丸亀市の男性が、国から死亡と接種の因果関係が否定できないと認定され、死亡一時金などが給付されることになりました。

新型コロナのワクチン接種をめぐっては、副反応によって死亡したり障害が残ったりした場合は予防接種法に基づいた救済制度の対象となり、国が認定した人には死亡一時金などが給付されることになっています。

丸亀市によりますと、去年2月に新型コロナのワクチンを接種したあと死亡した市内の70代の男性について、厚生労働省が死亡と接種の因果関係を否定できないと認定し、死亡一時金などが給付されることになったということです。

給付金額はおよそ4440万円です。

丸亀市によりますと、新型コロナのワクチン接種をめぐって、死亡一時金の給付が認定されたのは市内では初めてだということです。

県内ではこのほか、高松市でも男女2人が認定され死亡一時金が支給されることになっています。