6人が食中毒の症状 綾川町の居酒屋 3日間の営業停止処分に

今月1日、綾川町の居酒屋で鶏肉料理などを食べた男女6人が腹痛や下痢、発熱などを訴え、保健所はこの店の料理が原因の食中毒の可能性があるとして、11日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、綾川町羽床下の居酒屋「炭焼工房 心」です。

香川県によりますと、今月1日、この店で食事をした10代から40代の男女6人が腹痛や下痢、発熱などの症状を訴え、このうちの2人から食中毒の原因菌「カンピロバクター」が検出されました。

中讃保健所は、この店の料理が原因の食中毒の可能性があるとして、11日から3日間の営業停止処分にしました。

症状を訴えた6人は、地鶏のユッケやとりわさ、サラダなどを食べ、全員が、すでに回復しているということです。

保健所は、生や半生、加熱不足の鶏肉料理を食べたことにより、カンピロバクターが原因の食中毒が多発しているとして、十分に加熱することや調理器具の消毒、手洗いなどを呼びかけています。