生成AI活用し高齢者の買い物を支援へ 坂出市が連携協定

高齢者が買い物をする際に生成AIを活用して支援を行おうと、坂出市とECサイトの構築支援を行う企業などが連携協定を結びました。

協定を結んだのは
▽坂出市と
▽ECサイトの構築支援を行う「GMOメイクショップ」
▽坂出市のケーブルテレビ「KBN」
▽坂出商工会議所の4者です。

5日、坂出市で有福哲二市長らが出席して締結式が行われました。

今回の協定は、ふだんの買い物に不便を感じている高齢者を、生成AIを活用して支援しようというものです。

高齢者が、タブレット端末を使って会話をしながら商品を注文すると、坂出市内の食料品店が手配した商品が、自宅に届けられるという仕組みです。

11月から坂出市王越町の主に高齢者がいる10世帯を対象に実証実験が行われる予定です。

坂出市の有福哲二市長は「役所の仕事も社会的な課題も増えている。専門的な部分は職員では分からない。民間と一緒にやれる今回の活動は意義があると思っています」と話していました。

坂出市出身でGMOメイクショップの向畑憲良社長は「買い物が不便な人に生活の質を変えることなく、よりよい買い物や豊かな生活を送ってもらいたい」と話していました。