高松と中国 上海を結ぶ定期便 約3年半ぶりに再開

新型コロナの影響でおよそ3年半にわたって運休していた高松空港と中国 上海を結ぶ定期便が28日、運航を再開しました。

高松空港の上海路線は、中国の格安航空会社「春秋航空」が平成23年から運航していましたが、新型コロナの影響でおよそ3年半にわたって運休していました。

28日に運航を再開し、午前11時ごろ、上海からの第一便が高松空港に到着しました。

高松空港によりますと、28日の到着便の搭乗率は、50%だったということです。

高松空港の国際線は、去年11月に韓国 ソウル路線が再開したあと、台湾の台北路線と香港路線が相次いで再開し、これで新型コロナで運休していたすべての国際線の路線が運航を再開しました。

春秋航空は、当面、週4往復、運航しますが、「事業計画に変更が生じた」として、10月10日から28日まで上海便を再び運休することを決めています。

その後の運航再開については、正式には決まっていないということです。

中国から到着した男性は「日本に行きたいという気持ちがあって、調べてみたら香川がすごくいいところで今回初めて来た。香川のいろんなところを見てみたい」と話していました。

高松空港の小幡義樹社長は「上海路線の再開でコロナ前のにぎわいを取り戻すことにつながると思う。10月の運休は残念だが、一度再開したので、そう遠くないうちに再開をしてもらえると期待している」と話していました。