高校生が地元舞台のアニメチラシ作成 ヘルメット着用呼びかけ

観音寺市の高校生が、地元を舞台にしたアニメ「結城友奈は勇者である」の主人公をデザインしたチラシを作って、自転車に乗るときのヘルメットの着用を呼びかけました。

チラシにデザインされたのは2014年から放送された「結城友奈は勇者である」のアニメのキャラクターで観音寺市が舞台になっています。

地元の観音寺総合高校では、ヘルメット着用を呼びかけようとアニメの主人公のキャラクターをデザインしたチラシを美術部の生徒が作成しました。

25日は、高校に警察官や生徒ら20人余りが集まり、登校した生徒たちにチラシを手渡して自転車のヘルメットの着用を呼びかけました。

県警察本部によりますと、ことしに入って24日までに県内で自転車の事故で亡くなった人は6人で、このうち2人はヘルメットを着用していれば助かった可能性があったということです。

チラシのイラストを描いた観音寺総合高校美術部の原穂花さんは「ヘルメットを緑色にして目立つようにしました」と話していました。

観音寺警察署の森口寛司交通課長は「高校生にヘルメットの重要性などを呼びかけるいい機会になったと思います。自転車の事故が増えているのでヘルメットを着用してもらい、安全運転を心がけていただきたい」と話していました。