善通寺市の飲食店で客5人が食中毒 3日間の営業停止処分に

今月15日、善通寺市の飲食店で鶏肉料理などを食べた客5人が腹痛や発熱などを訴えました。
中讃保健所はこの店の料理が原因の食中毒と断定し、15日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止処分を受けたのは、善通寺市南町の居酒屋「やきとり 空と海」です。

香川県によりますと、今月15日、この店で食事をした10代から20代の男性5人が腹痛や発熱、下痢などの症状を訴え、このうちの2人から食中毒の原因菌「カンピロバクター」が検出されました。

中讃保健所は、この店の料理が原因の食中毒と断定し、15日から3日間の営業停止処分にしました。

症状を訴えた5人は、湯引きされたささみ刺身などを食べていたということで、保健所は鶏肉の加熱が不十分だったことが食中毒の原因とみて、肉や魚の調理の際の十分な加熱を呼びかけています。