土壌から除草剤成分を検出 ビッグモーター高松国分寺店でも

中古車販売会社の「ビッグモーター」の店舗前の街路樹が各地で枯れた問題で、国土交通省は13日、店舗の前の木が枯れた11ケースについて土壌の成分を調査した結果、高松市の店舗を含む9か所で除草剤の成分が検出されたと発表しました。

「ビッグモーター」の店舗前にある街路樹をめぐっては、国が管理する国道沿いの11の店舗の前で街路樹が枯れるなどしていたことが確認され、国土交通省は7月下旬に行った土壌調査の結果を13日に公表しました。

それによりますと、11店舗のうち9つの店の前にある街路樹の土壌から除草剤の成分が検出され、県内では高松市の高松国分寺店前で検出されたということです。

国土交通省は今後、各地の警察署に被害届を提出するとともに、除草剤の成分が検出された場所については、国土交通省が原状を回復した上でビッグモーターに費用を請求することにしています。