ワクチン接種後に死亡 高松市の2人に死亡一時金など給付へ

新型コロナウイルスのワクチンを接種した後に死亡した高松市内の男女2人が国から死亡と接種の因果関係が否定できないと認定され、死亡一時金などが給付されることになりました。

新型コロナのワクチン接種をめぐっては副反応が原因で死亡したり、障害が残ったりした場合は予防接種法に基づいた救済制度の対象となり、国が認定した人には死亡一時金などが給付されることになっています。

高松市によりますと、おととし新型コロナのワクチン接種後、数日後に死亡した市内の70代の女性と20代の男性について、厚生労働省が死亡と接種の因果関係を否定できないと認定し、死亡一時金などの給付を認定したということです。

給付は2人あわせておよそ8865万円です。

2人は基礎疾患があったということです。

高松市によりますと、新型コロナのワクチン接種をめぐって、死亡一時金の給付が認定されたのは市内では初めてだということです。