県立病院でセアカゴケグモ見つかる 東かがわ

東かがわ市の県立白鳥病院で特定外来生物の毒ぐも、「セアカゴケグモ」が見つかり、市は見つけても絶対に素手で触らないよう注意を呼びかけています。

6日午後、東かがわ市にある県立白鳥病院から連絡を受けて市の職員が病院の敷地内を調べたところ、側溝や三角コーンの中などから特定外来生物「セアカゴケグモ」のメス9匹と卵が見つかりました。

これまでに被害を受けた人はなく職員が駆除しました。

「セアカゴケグモ」は、オーストラリアなどを原産とする毒ぐもで数ミリから1センチほどの大きさがあり、黒っぽい体色に背中から腹部にかけて赤い模様があるのが特徴です。

かまれると針で刺されたような痛みを感じ、かまれた場所が腫れたり、赤くなったりするほか、悪化すると吐き気などを引き起こすこともあります。

東かがわ市で「セアカゴケグモ」が見つかったのは今年度3例目で、市は「セアカゴケグモ」を見つけても絶対に素手で触れずに殺虫剤などで駆除をするよう注意を呼びかけています。