G7広島サミットのシェフ7人 地元食材で腕振るう 高松

ことし5月、広島で開かれたG7サミットで食事をふるまったシェフたちが高松市に集まり、地元の食材をふんだんに使った料理を提供する一夜限りのイベントが開かれました。

6日夜、高松市のホテルで開かれたイベントには県内外からおよそ100人が訪れました。

会場では、広島のG7サミットで国内外のメディア関係者に食事を出したシェフ7人が腕を振るった様々なジャンルの料理が、ビュッフェ形式で提供されました。

料理には県産食材がふんだんに使われ、まんのう町のイチジクで甘みやさっぱりした風味を出したパエリアや、小豆島のオリーブオイルなどで熟成させた生ハムなどが出されました。

訪れた人たちはいろいろな料理を盛り付けて味わったり、スマートフォンで撮影したりして食事を楽しんでいました。

三木町の50代の女性は、「ふだんあんまり見ない料理や、食べたことのない料理がいっぱい並んでいて、すごくおいしいです」と話していました。

主催したシェフの大西英登さんは「食やシェフとのコミュニケーションを楽しむすてきな光景を見ることできてよかった。G7の料理人が集まることはなかなかないので、胃も心も満たしてほしい」と話していました。