台風7号 香川県内の土木や農林業などへの被害額 1億円超に

今月15日の台風7号による香川県内の土木や農林業などへの被害額はこれまでの県のまとめで、1億円を超えていることがわかりました。

台風7号は、今月15日の午後にかけて香川県に最も接近し、小豆島町の内海では平年の8月1か月分の2倍を超える量の雨が降り、県内では2人がけがをしました。

県は、新たにわかった台風による被害額を発表しました。

それによりますと、市や町が管理する道路や河川では
▽高松市塩江町の小出川別子線が崩落するなどして6000万円
▽東かがわ市五名の宮川の護岸の崩壊で500万円の被害が出ています。

また、農業と林業の施設では
▽高松市、土庄町、小豆島町で、農地やため池の「のり面」などの崩壊があり合わせて2800万円
▽小豆島町の農道の路肩と高松市の林道の路肩が崩壊し740万円の被害額となっています。

台風7号による県内の被害額は、これまでに発表されたものを合わせて1億700万円余りとなってます。