高松市の居酒屋で食中毒 3日間の営業停止処分
高松市保健所は8月、高松市の居酒屋で食中毒が発生したとして、21日から3日間の営業停止処分にしました。
営業停止処分を受けたのは、高松市古馬場町にある居酒屋の「居酒屋のろし」です。
高松市保健所によりますと、8月9日、男性4人がこの店で鳥肝刺しや鳥ユッケなどを食べたあと、翌日から3日後にかけて下痢や発熱、腹痛などの症状を訴えました。
保健所が調査した結果、食中毒を引き起こす細菌の「カンピロバクター」が2人から検出されました。
保健所はこの店の食事による食中毒と断定し、21日から3日間営業停止処分としました。
「カンピロバクター」は主に鶏肉に多い細菌で、下痢や腹痛、発熱のほか、まれに運動神経障害や呼吸不全を引き起こす場合があります。
高松市保健所は、食肉を調理する場合は中心部まで十分に加熱することや、食肉に触れた調理器具などは使用後に消毒や殺菌をすることなどを呼びかけています。