モンスターバッシュ始まる 観客数の制限なし まんのう町

中国・四国地方で最大級の野外音楽イベント、「モンスターバッシュ」が19日からまんのう町ではじまり、新型コロナウイルスの感染拡大前とほぼ同じ形式で開催されています。

「モンスターバッシュ」は中四国最大級の野外音楽イベントで、国営讃岐まんのう公園で19日と20日の2日間開催され、あわせて64組のアーティストが登場します。

新型コロナの影響でおととしまで2年連続で中止となり、去年は観客の数を減らすなど感染対策を取ったうえで開催されました。

初日の19日はおよそ2万5000人のファンが集まり、曲に合わせて体を動かしたり、手拍子をしたりして楽しんでいました。

ことしは、新型コロナが感染症法上で「5類」になったことから観客の数を制限せずに開催され、感染が気になる人は配布されたレジャーシートを使って、観客どうしの距離を保つことができるエリアも設けられています。

また、今回は初めてNTTドコモ四国支社が「NFT」と呼ばれる技術を使って、インターネット上で来場を記念するオリジナルの画像を配布しています。

「NFT」はインターネット上でデジタル化された作品を、偽造や複製されたものではなくオリジナルだと証明する認証技術で、観客らは画像を入手するために、会場に設けられたQRコードをスマートフォンで読み取っていました。

参加した20代の女性は「ことしは声を出して応援できるようにもなったので、ステージを楽しみたい」と話していました。