高松とソウル結ぶ定期便 期間限定で1日2往復に増便へ

去年運航が再開された、高松空港とソウルとを結ぶ定期便が、韓国のお盆にあわせて9月下旬から2週間の期間限定で、1日2往復に増便されることになりました。

高松空港の国際線は、新型コロナの影響で運休したソウル、上海、台北、それに香港の4つの路線のうち、ソウル線と台北線、それに香港線が再開されています。

このうち、韓国・ソウルとを結ぶ定期便は、去年11月に運航が再開され、ことし3月からは週3往復から1日1往復となり、さらに、運航するLCC=格安航空会社の「エアソウル」は、来月下旬から2週間、1日2往復に増便することを決めました。

増便の期間は、9月28日から10月11日までで、この期間は、韓国では、お盆の時期を含む連休もあることから、インバウンドの需要が見込めるとしています。

ソウル便は、毎日運航されるようになったことしの3月26日以降、搭乗率が平均で85%以上と好調で、日本人の利用も回復傾向だということです。

今回の増便によって韓国のインチョン(仁川)国際空港を出発する便は、午前と午後の2便となり、韓国での滞在時間をより長くすることも可能になるということです。

エアソウルは「ことしの4月以降、日本人の利用者が全体の3割を越え、徐々に日本からの観光目的の利用も増えている。増便により利便性が高まるため、日本人の旅行需要の回復を期待したい」としています。
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