死亡事故ゼロ1300日以上続く土庄町で交通安全キャンペーン

交通死亡事故ゼロが1300日以上続いている香川県の小豆島の土庄町で、2日、交通安全をよびかける街頭キャンペーンが行われました。

この街頭キャンペーンは、土庄町の交通安全母の会が、新型コロナの影響で4年ぶりに行ったもので、母の会の会員をはじめ交通安全対策協議会や老人クラブのメンバーらおよそ30人が参加しました。

参加した人たちは、国道沿いに立ち、行き交う車や二輪車の運転手に、こども園や保育園の子どもが絵を描いたうちわや、パンフレットなどを手渡して、交通安全を呼びかけました。

小豆島では、2020年1月22日を最後に交通死亡事故の発生がなく、去年10月19日に連続1000日を達成し、2日の時点で死亡事故ゼロの日が土庄町で連続1310日、小豆島町で連続1286日、続いています。

土庄交番の木下智成所長は、「非常に暑い日が続き、自転車や二輪車による事故が増加している。今後ますます暑い日が予想されるので、不注意による交通事故に気をつけてほしい」と話していました。

また、土庄町の交通安全母の会の羽座仁美会長は「夏の観光シーズンで、島外から来た車も多かったので交通安全の意識が高まり、事故がなくなることを願っています」と話していました。