小学校でロボット動かすプログラミング授業 三豊

子どもたちにプログラミングの楽しさを知ってもらおうと、タブレット端末でロボットに指示を出して実際に動かす授業が三豊市の小学校で行われました。

三豊市の詫間小学校で行われた授業には、3年生の児童27人が参加しました。

授業では、掃除機ロボットを取り扱うメーカーの担当者が講師を務め、子どもたちは、この会社が開発した教材用ロボットをタブレット端末から指示を出して、ゴールまで動かす課題に挑戦しました。

端末では、「前進」や「曲がる」といったひとつひとつの動作を示すイラスト付きのブロックを組み合わせることでプログラムを組める仕組みになっていて、子どもたちは、ロボットが障害物を避けてゴールに到達できるよう試行錯誤しながらブロックを組み合わせていました。

そして、ロボットが指示通りに前に進んだり曲がったりしてゴールにたどり着くと、手をたたいて喜んでいました。

授業に参加した女子児童は「プログラミングはちょっと難しいイメージがあったが、みんなで協力してロボットを動かすことができて楽しくなった」と話していました。

授業を行ったアイロボットジャパンの挽野元社長は「これからはロボットと人間が共存・共栄していく時代なので小さいうちからプログラミングに接して興味を持ってもらい、将来の仕事としてプログラマーやエンジニアを夢見てくれればうれしい」と話していました。