丸亀市 小学校の給食に金属片が混入 健康被害の確認なし

8日、丸亀市の小学校で出された給食に、金属片が混入しているのが見つかりました。混入していたのは食材が入っていた缶詰の破片で、これまでのところ健康被害は確認されていないということです。

丸亀市教育委員会によりますと丸亀市立城北小学校の4年生のクラスで、8日の給食で出された「うずら卵とアスパラのクリーム煮」の中に、金属片が混入しているのを食べていた男子児童が見つけました。

児童はすぐに気がついて口から金属片を出したため、けがはなかったということです。

混入していたのは長さ5センチ余りの金属片で、調理した第二学校給食センターが確認したところ、金属片はうずらの卵が入れられていた缶詰の蓋の破片で、調理の過程で混入したことがわかったということです。

給食は市内の8つの小中学校と幼稚園にあわせておよそ3300食分が提供されましたが、ほかに異物が見つかったという報告はなかったということです。

学校給食センターでは「今後、設備や機器の点検とより一層の目視の徹底に努めていく」とコメントしています。