飲料水の売り上げの一部を寄付 “森林の保全活動などに”

森林の保全活動などに役立てもらおうと、飲料水の販売会社が商品の売り上げの一部を県内の財団に寄付することになり、寄付金の贈呈式が行われました。

高松市内で行われた贈呈式には、飲料水の販売会社と、県内で森林整備などを支援している財団の関係者などが参加し、会社から財団に寄付金の目録が手渡されました。

寄付金は、この会社が中四国地方のスーパーマーケットなどで販売した飲料水の売り上げの一部をあてたもので、総額23万124円です。

香川県で、森林が占める面積の割合は、およそ47%にのぼり、財団によりますと、寄付金は里山での植樹や下草刈り、それに間伐などといった森林整備を行うボランティアへの補助などに活用されるということです。

サントリーフーズ中国・四国支社第二支店の岡安倫朗支店長は、「新たな水の資源を守るには、自然の保護が重要になる。寄付金をつかって活動に取り組んでほしい」と話していました。

また寄付金を受け取った「公益財団法人かがわ水と緑の財団」の穴吹浩之専務理事は、「里山の整備に向けて、地域ごとにボランティア団体が活動しているので、募金を現場の活動に生かすことになればいい」と話していました。