消費生活センターへの相談増加 「定期購入」「副業」に注意

香川県の消費生活センターに昨年度、寄せられた相談件数はあわせて5480件あまりで、前の年度から400件以上増えました。
「定期購入」や「副業でのもうけ話」に関するトラブルの相談などが多く、消費生活センターは注意を呼びかけています。

県消費生活センターに昨年度、寄せられた相談件数は、あわせて5482件で、前年度に比べて418件、率にして8.3%増加しました。

主な相談の内容では、「化粧品などを通常価格より安く購入したところ、実際は定期購入だった」といった「定期購入」に関する相談が319件、エステティックサービスに関する相談が168件、「副業で簡単にもうかる」などといった副業サイト等に関する相談が125件、「訪問販売によるリフォーム工事」に関する相談が68件などとなっています。

県消費生活センターは、巧妙で悪質な手口による悪質商法の被害に十分注意するとともに、「通常より安く購入できる」といったうたい文句にひかれた定期購入に関するトラブルも依然として多く、「安易な広告に惑わされず、契約内容などをよく確認してほしい」としています。

消費生活センターは、困ったときは1人で悩まず、消費者ホットライン、電話番号「188」や相談窓口で相談するよう呼びかけています。