高校の「ミニ水族館」 児童が見学
100種類以上の水生生物が飼育されている多度津高校の「ミニ水族館」を、支援学校の児童が訪れ、エサやりなどを通して生き物との触れ合いを楽しみました。
多度津高校の部活動「生物科学部」の生徒たちは、90ほどの水槽であわせて100種類以上の水生生物を飼育しています。
17日は善通寺支援学校小学部の児童3人が高校を訪れ、カメやウーパールーパーにエサをあげたり、ドクターフィッシュの水槽に手を入れたりして、生き物との触れ合いを楽しんでいました。
生物科学部では「ミニ水族館」を誰もが楽しめる場所にしたいと、今年度から車いすの人にあわせて水槽の高さを調節するといったユニバーサルデザイン化に取り組んでいて、高校の生徒たちは、児童ひとりひとりに付き添いながらサポートを行い、生き物の名前や特徴について解説していました。
見学に訪れた児童は「カメのエサやりなどが楽しかった」と話していました。
3年生で、生物科学部の黒崎凛音部長は「子どもの視線にあわせて話をすることを意識しました。誰にでも楽しんでもらえる水族館づくりを心がけていきたいです」と話していました。
「ミニ水族館」は偶数月の第2日曜日に、一般公開もされているということです。