保育所の給食に金属片 園児への健康被害は確認されず 三豊

9日、三豊市の保育所で出された給食に金属片が混入しているのが見つかりました。
これまでのところ、園児への健康被害は確認されていないということです。

9日正午前、三豊市立三野保育所の5歳児のクラスで、給食に出された焼きじゃけに金属片が混入しているのを食べていた男の子が見つけました。

男の子は、すぐに気がついて口から金属片を出したためけがなどはなく、ほかの園児への健康被害もこれまでのところ確認されていないということです。

見つかったのは、幅1ミリ長さ2.5センチほどの金属片で、スチールたわしの破片だとみられるということです。

給食は三野保育所で作られたもので、ほかの施設への提供はなく、保育所の調理室ではスチールたわしを使っていないことから、納入されたしゃけの切り身に混入していた可能性が高いということです。

三豊市では納入業者に指導と注意を行ったほか、市内の保育所やこども園に対し、調理現場での安全確認の徹底を呼びかけたということです。