丸亀市 公立小中学校の給食費 新年度以降期限定めず無償化へ
丸亀市は、子どもたちの成長を支え、安心で充実した食の環境を整えようと、公立の小中学校の給食費を新年度以降、期限を定めずに無償化することにしました。
丸亀市の新年度・令和5年度の当初予算案は、一般会計の総額が584億円と過去最大規模で、この中には、市内の公立小中学校の給食費を無償化する費用として、3億9500万円余りを計上しています。
市は、物価の高騰などで負担が増している保護者を支援するため、去年12月からことし3月まで公立の小中学校で給食費を無償化していますが、新年度以降も期限を定めずに無償化することにしました。
市は、次世代を担う子どもたちの成長を支え、安心で充実した食の環境を整えたいとしています。
また、こどもの医療費の無償化の対象を18歳まで拡充することも決め、モーターボート競走事業の収益を一般会計に繰り入れて、今年度中に創設する「次世代育成基金」に積み立て、原資とすることにしています。
丸亀市の新年度当初予算案は、今月27日から始まる3月定例市議会で審議されます。