県内の障害者や難病患者の支援団体の活動紹介する催し 綾川町
障害者や難病の患者などを支えている香川県内の支援団体が、自分たちの活動を紹介する催しが綾川町で開かれました。
この催しは、丸亀市のNPO法人が企画したもので、障害者や難病患者などの支援に取り組む10の団体がブースやステージで活動を紹介しました。
このうち、丸亀市で訪問看護などを行っている会社は、病院ではなく、ふるさとや自宅で治療したい患者の意思を尊重し、離島を含む県内各地で活動を行っていることや、月に1回、認知症の当事者や家族が地域の人たちと交流できるよう、「認知症カフェ」を開いていることを紹介していました。
また、難病を抱える子どもたちやその家族を支援している丸亀市のNPO法人は、子どもたちの学習支援やイベントを開いて交流を深めていることを紹介し、「病気と闘いながらも、子どもたちがその子らしく夢中になれる時間を作るお手伝いができる」と呼びかけました。
主催したNPO法人、未来ISSEYの吉田ゆかり代表理事は「県内にはすばらしい団体がたくさんあるが、PR力が弱く、支援を必要としている人たちに知ってもらえていない。ここで雰囲気を知ってもらって支援を受けやすくなるきっかけになれば」と話していました。