高松市の居酒屋で食中毒発生 店を3日間の営業停止処分に

今月19日、高松市の居酒屋で食事をした男性7人が下痢や腹痛などの症状を訴え、カンピロバクターが検出されたことなどから、高松市保健所は食中毒と断定し、この店を25日から3日間の営業停止処分にしました。

営業停止の処分を受けたのは高松市屋島西町にある「和酒飯山鳥屋島店」です。

高松市保健所によりますと、今月19日、グループでこの店を利用した男性10人うち、7人が腹痛や下痢などの症状を訴えました。

このうちの2人は医療機関を受診しましたがいずれも快方に向かい、入院した人はいないということです。

男性グループは鳥肝刺しや焼き鳥、それに鳥のタタキなどを食べましたが、共通する食事はこの店で提供されたものに限られることや、症状を訴えた人のうち6人から鶏肉による感染が多いカンピロバクターが検出されたことなどから、保健所は食中毒と断定し、この店を25日から3日間の営業停止処分としました。

香川県内で食中毒が発生するのは、ことしに入って2件目です。