定期便に先立ち 香港からのチャーター便第1便が高松空港到着

高松と中国・香港とを結ぶ定期便の運航再開に先立って、22日からチャーター便が運航されることになり、22日午後、第1便が高松空港に到着しました。

新型コロナの影響で運休が続いていた高松と香港とを結ぶ定期便は、ことし4月に3年ぶりに運航が再開される予定となっていて、これに先だって、観光需要を呼び込むためのチャーター便が22日から運航されます。

午後2時に、乗客およそ180人を乗せたチャーター便が高松空港に到着すると、乗客らは空港の職員などに拍手で出迎えられました。

中国では、21日から旧正月の春節にあわせた大型連休が始まったこともあり、22日の便はほぼ満席で、乗客たちは早速、四国を周遊するバスツアーなどに出発していきました。

高松と香港とを結ぶ便は、中国での感染拡大を受けた政府の臨時の水際対策により、一時再開が危ぶまれましたが、その後の対策の見直しで予定通り運航されることになり、チャーター便は、定期便が再開することし4月まで、週に3回、あわせて36便が運航される予定です。

香港から訪れた夫婦は「日本が大好きなので、無事3年ぶりに来られてうれしい。うどん作り体験や温泉が楽しみだし、今は円安なので四国のお土産もたくさん買いたい」と話していました。