プレゼントを準備できない家庭などに本を贈る「ブックサンタ」
24日はクリスマス・イブですが、高松市内の書店では、経済的な理由などから、クリスマスプレゼントを準備できない家庭などに本を贈る「ブックサンタ」という取り組みが行われています。
「ブックサンタ」は、書店などで購入した本をそのまま寄付すると、事前に応募のあった子どもたちにサンタクロースを通じて贈られる取り組みです。
高松市亀井町にある書店「ルヌガンガ」では、先月から寄付を受け付け、これまで150冊以上の寄付があったということで、23日も取り組みに賛同した女性客が、小説などを購入し寄付していました。
また店では、購入して寄付した際にレシートにメッセージを添えてもらう取り組みもしていて「何回も読んだ大好きな本で素敵な時間を過ごしてください」といったメッセージが寄せられていました。
書店「ルヌガンガ」の中村涼子さんは「本に勇気づけられたという方々がこの取り組みに賛同してくれるケースが多い。本を通して、子どもたちなどに寄り添う思いが伝わると思う」と話していました。
この「ブックサンタ」は24日まで行われています。