高松藩の初代藩主 松平頼重生誕400年で展示会 高松市

高松藩の初代藩主で、高松松平家の基礎を築いた松平頼重が誕生してことしで400年になるのにあわせて、頼重にゆかりのある品々の展示会が、高松市で開かれています。

展示会では、高松松平家の菩提寺として頼重が江戸時代に開いた、高松市の法然寺など、頼重にゆかりのある寺社などが保管している品々、およそ40点が展示されています。

このうち、江戸時代に作られた「木造龍雲軒源英坐像」は、頼重が隠居したあとの姿がモチーフとされる像で、当時の頼重の顔立ちなどを伝えています。

また、法然寺が建立された当時の状況を表した絵図は、浄土信仰の説話に基づいて2つの池の間に参道が通るつくりが描かれていて頼重の強い信仰心もうかがえます。

このほか、頼重が積極的に領地内の寺社の整備に深く関わっていたことを示す資料なども展示されています。

香川県立ミュージアムの御厨義道学芸員は「頼重が、境内の作り方に自分の意向を強く反映させるなど、さまざまな形で寺社と関わっていたことが、読み取れるのではないか。また、実際に訪ねてみることで、頼重への関心や理解も深まると思う」と話していました。

この展示会は香川県立ミュージアムで来年1月29日まで開かれています。